WordPressにAMPを設定する作業と、GoogleAnalyticsを使ったアクセス解析の方法についてご紹介します。

AMP for WordPressについて

まず、WordpressにAMPを設定するにはAMP for WordPressという便利なプラグインが用意されているので、そちらを使います。
スクリーンショット 2018-03-30 10.41.40
https://ja.wordpress.org/plugins/amp/

インストールすると、Wordpressの管理画面上に「AMP」というナビゲーションが追加され、何のページをAMP化するかを選択出来ます。
ここでは『投稿』と『固定ページ』のみAMP化出来るようです。
スクリーンショット 2018-03-30 10.44.03
もっとも、Wordpressの場合は投稿か固定ページしか詳細となるページは存在しないのですが…。

また、『AMP Analytics Options』という設定も追加され、ここでGoogleAnalyticsとの連携が出来るようになります。
スクリーンショット 2018-03-30 10.49.36

ただし、AMP用のAnalyticsの埋め込み方法が特殊で、Googleのドキュメントを参考に設定すると良いと思います。
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/amp-analytics/?hl=ja#page_tracking

Type


googleanalytics

JSON Configuration


{
"vars":{
"account":"UA-XXXXX-Y"
},
"triggers":{
"trackPageview":{
"on":"visible",
"request":"pageview"
}
}
}

このような形でフォームに入力する事で、AMP用のGoogleAnalyticsを設定する事が出来ます。

GoogleAnalytics側での設定

AMP用にGoogleAnalyticsを設定するに当たって、非AMPページと別々に解析したい場合があると思います。
その場合は別のプロパティにして解析すると良いと思います。
スクリーンショット 2018-03-30 10.57.49

 上の例スクリーンショットで言うと、「AMP」というプロパティがAMP用、その下のプロパティが非AMPページ用です。

設定後、GoogleAnalyticsのリアルタイムレポートを見てみます。
URLの末尾が/amp/で終っているページのみ表示されていたら設定はOKです。
スクリーンショット 2018-03-30 11.01.52

逆に非AMP用のGoogleAnalyticsのプロパティに/amp/で終わっているページが含まれていたら設定に問題がある可能性があるので、各種設定を再度確認した方が良いでしょう。

GoogleAnalyticsの見方

AMP用とは言っても基本的には普通のウェブサイトと同じ使い方で大丈夫です。
PV数もUU数も、ユーザー属性にリファラ等一通り取得する事が可能です。
スクリーンショット 2018-03-30 11.06.11

ただし、URLの末尾に/amp/と付いているのが特徴です。
AMP for WordPressをインストールする事により記事URL + /amp/というフォーマットでAMPページが生成されるのです。
スクリーンショット 2018-03-30 11.08.16

『AMPを設定したんだし、ページ読み込み速度にどう変化があるのかな?』と気になると思います。
というわけでGoogleAnalytics上で「ページ読み込み速度」を比較しています。

まず、こちらが通常ページ(非AMPページ)です。
平均で4.80秒となっています。
スクリーンショット 2018-03-30 11.12.58

続いて、こちらがAMP化したページ。
平均で2.63秒と、おおよそ2秒もページの読み込みに掛かる時間が短縮出来ている事が分かりました。
スクリーンショット 2018-03-30 11.13.06

WordPressをAMP化した際の注意

WordPressのAMP化は厳密には『プラグインを入れてちょっと設定するだけ』で終わらない場合があります。
というのも、記事の作り方によっては自動的にAMP化した際にAMPのコーディングルールに準拠しないコードが生成される可能性があるのです。

AMPページで起きているエラーは、Google Search Console上で確認する事が出来るのですが、見て下さいこのエラーの量。
エラーが出ているページは基本的にAMPページとして認められず、Google等の検索結果にも反映されません。
スクリーンショット 2018-03-30 11.18.58

当然このエラーを全て解決しない限り、SEOが悪化してしまいます。

ただ、親切な事に「ここが間違っているよ」というのを明確に指示してくれますし、参考になりそうなドキュメントへのリンクも用意されているので、解決するのはそこまで大変では無いでしょう。(修正が必要な記事の量次第ですが…)
スクリーンショット 2018-03-30 11.22.05

基本的には指示通りに修正していけば良いのですが、場合によってはサードパーティ製のプラグインに依存する不具合だったりする事があるので、その場合はプラグインの変更を検討したりする必要が出てきます。

特に『必須の構造化データ要素のエラー』『コンテンツの不一致』というエラーはプラグインに依存する問題である事が多いです。

後者の『コンテンツの不一致』に関しては深刻な場合が多く、『非AMPページには動画が埋め込まれているのにAMPページには動画が埋め込まれていない』という場合、いわゆるiframe埋め込みが上手く行っていない場合に起きる問題が多い印象です。

問題の原因によって解決手段は異なるので、そういった厄介な問題に遭遇してしまうと解決に時間を要してしまう可能性があります。
そのため、AMP化の際には念入りなコード・プラグインのチェックと動作検証をしっかり行う必要がありますね。